Q&A
疑問解決コーナー
藻類対策のSOP(Standard Operating Procedure: 標準作業手順)を作りたいのですが、事例を紹介してください。(S.K. タイ) |
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A-1 |
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浄水場運転SOPの目的は、藻類繁殖時にろ水に藻類が漏出しないような運転操作基準(SOP)を作り、運転員の判断ミスもしくは操作ミスによる藻類の漏出をできる限り防ぐことではないかと思います。私の経験から思いついたことを記述します。
(北九州市上下水道協会 加賀田勝敏)
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A-2 |
1) 藻類対策マニュアル(SOP?) を誰が使うのか、というのもポイントだと思います。浄水場オペレーターをターゲットにしたものと、水質管理スタッフをターゲットにしたものではかなり違うはずです。それをひとつにしてしまう、というのも手なのですが、(1)ひとつにまとまっていると、事業体の藻類対策全般がわかりやすい、(2) 改訂の際に、不整合が起きにくいという長所はありますが、(3)ボリュームが大きくなる(必要な箇所を探すのに時間がかかる)、(4)改訂時の作業量が多い、(5)作業ごとの責任者がわかりにくくなる(誰もやらない作業ができてしまう)という欠点があります。
(笹山弘)
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A-3 |
日本水道協会で「生物障害を起こさないための浄水処理の手引き」(H18年3月)というガイドラインのようなものが出ています。目次だけですが、お知らせします。
(日本水道協会 工藤幸生)
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